2012年11月11日日曜日

雨戸の修理をしてみました (戸車交換)

家も築30年近くなるとあちこち傷んできますね。

こちらは雨戸、表面は塗装しなおしているので比較的きれいに見えます。


以前から雨戸の開け閉めがかなり重くなっているのは知っていましたが
家人から修理要求があったのでチャレンジです。


これは雨戸の通っているレールの部分、表面処理が剥がれてアルミの
銀色が露出しています。


開け閉めが重い原因は、雨戸がレールに擦っているせいのようです。
雨戸の下にはタイヤ(戸車)が2ヶ所ありますが目視できません。
とりあえず雨戸を外して戸車の状態を確認してみましょう。


まず、雨戸を開けた時の収納部のこの部品を外します(上下各1ヶ所)


外すとこんな感じです。




あとはここから雨戸を引き抜くだけです。





次に、戸車の付いている雨戸下部部品を取り外します。


赤丸のネジと側面にあるねじを左右各1ヶ所外すと下部だけ外れます。


左が下です。



手前の棒のようなものが取り外した雨戸下部です。
赤丸の2ヶ所に戸車が付いてて、レールの上を移動する事ができます。


戸車を外した跡、ネジ穴等はないのではめこんでいるだけのようです。



これが戸車、矢印の2ヶ所で雨戸に固定されています。


裏側です、このタイヤが回転しています。



横からみたところです。

これが正常位置だと思います。


赤い正常位置に対してタイヤが沈んでいるのがわかります。
磨耗によりタイヤの軸部分が磨耗して位置が下がり、結果として雨戸が
レールに擦るようになったと思われます。
と言う事はこの戸車を交換すれば解決するはず!

早速ロイヤルホームセンターに現物を持参し部品を探したのですが・・・
同じ部品がない!?
他のホームセンターも覗いてみたのですが・・・ない!?!?

どうやら古すぎてこの形状の戸車がないようです・・・ orz
とはいえこのまま諦めるわけにはいきません。
他の戸車を無理やり取り付けます!



いろいろ見た結果選んだのはこちらです。
(というか寸法的に合いそうな戸車がこれ以外になかったのですが・・・)



家研販売株式会社という大阪の会社の製品です。
HPを見ると戸車関連ではかなりいろいろ製品がありますね。
もし窓・網戸・雨戸の開け閉めで困っている人は一度ご覧ください。
(なんとなくメーカー非推奨な使い方っぽいですが気にしません)

ホームセンターによっては梱包がこんな風に簡易になっています。


本体、取替え金具(雨戸のタイプで取替え)、ネジが入っています。




今回は本体だけを使います。
ねじを締める事で高さ調節ができるのはなかなか便利ですね。



もともと付いていた戸車との比較です。


早速取り付けです。
まず、位置あわせをして印を付けてからドリルでネジ穴を開けます。



戸車のネジ穴は長丸なので多少位置がずれても横方向なら大丈夫です。
縦にずれると斜めに取り付ける事になり、雨戸が斜めに走るので注意!

取り付けを完了して雨戸を再組立しようとしたら・・・



高さ調整ネジが邪魔で元に戻らない!?

一部を金きりバサミでカットしてペンチで折り曲げました。


あとは全部元通りにしてから高さの微調整をすれば完了です!


[注意点]
すだれを使っている場合こういう金具をサッシに付けていると思います。

これが雨戸収納部に近い側の窓にあると邪魔になり雨戸が引き抜け
ないので先にこの金具を外しましょう。

戸車の取り付けにはM4×15のステンレス小ネジなべを使いました。


最初はこの六角ボルトを使おうとしたのですが取付け場所が狭い
のでしっかり締め付けられませんでした。
(ボルトを挟むペンチを入れる隙間がなかったので)


この戸車の高さ調整ネジの位置はセンターではありません。

広い方を雨戸の板側にすると後で高さ調整ネジが回し易いです。


[使用した道具]
・ドライバー (雨戸分解・新しい戸車固定)
・ペンチ ※先の細いラジオペンチもあれば (新しい戸車固定など)
・ドリル (アルミ枠穴あけ)
・金きりバサミ (ニッパーでも可、ホームセンターに2,000円前後で売ってる)


DIYの履歴は こちら です。


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