2014年7月14日月曜日

NP-TM1 (Panasonic 食器洗い乾燥機) 分解フォトレポート



先日 こちら でNP-TM7へ交換した為に廃棄処分となったこの
製品、せっかくなので分解(解体)して内部を覗いてみました。

詳しい解説はしてませんので『内部はこんな感じなのかぁ~』と
いう雰囲気を感じていただければと思います。


製品表示はこんな感じです。



では早速スタート、まず前扉をオープン。


カゴを外します。


次にカゴのレールを外します。


外したレール、長年使ってるだけあって摺動痕が付いてます。



奥に付いてるノズル部分を外します。




裏面です、これもバラそうとしたのですが、接着剤で頑丈に固定
してあって断念しました・・・。


下から見ると、2系統の水路がある事がわかります。


回転ノズルの裏側はステンレスで補強されています。


外した痕、奥の2本だけゴムパッキンを使っているようですね。



底部の回転ノズルを外します。




引っ張るだけで簡単に外れました。





手前の洗剤投入口を外します。


ヒーターの安全カバーも外します。


手前のグネグネした黒い棒が熱湯を作るヒーター、ここに水を
貯めてヒーターで加熱します。



ん?内部にまだ水か残ってますね。


背面にある水抜き穴、このゴム栓を外すと水抜きができます。




ヒーターそばの樹脂部品を外すと・・・下は空間になってたのか。
上にカバーが付いてただけでヒーター部分と繋がっているので
ここにも水が貯まります。



前面操作部をパカっと取ります。


操作部のネジを外すと基板が出てきました。


黒いケースに基板を固定後、樹脂を流し込んで固めています。
以前分解したTCF433(TOTO温水洗浄便座)も同じような事を
していますが、水周り家電では防水・防湿目的でこういう事をす
るのは珍しくありません。

全部掘り返すのは面倒・・・ここらの裏面にマイコンが実装され
てるようなのでそれだけでも確認しておきましょうか。



PanasonicのMN101C425(8ビットマイコン)ですね。


前扉の解体はここのネジを外します。


前扉撤去完了!



背面のネジを外します。


天面の外部カバーが外れました、黒いのは防音用でしょうか。
PCで使う防音用アスファルトシートっぽい手触りです。



背・側面の外部カバーを撤去しました、背面はこうなってます。



正面からみて左側面です。


乾燥時の通風路みたいですがなんでこんな面倒な形状だろ?
赤くかこんだのは開閉検出スイッチです。




通風路のカバーを外してみました。


ヒーターのあった部分から空気が流れるようになっています。
白く見えるのは洗剤痕、ここまで水がきてたって事ですね。





正面から見て右側面です。


この黒いシート、防音というより振動対策かな?



上の部分を全部撤去しました。


裏面のネジを外して「うりゃ!」っと持ち上げたら・・・どうやら内
部樹脂ケースに全部固定されてるようです。



本体裏面を見る人はほぼいないと思いますが、よく見ると回路
図が成型で記載されています。



内部樹脂ケース(水の貯まる部分)を裏返しました、ようやく動
作を司る駆動部にご対面です。
まずは左下を外してみましょう。


風を送る為のシロッコファンですね。



金属板で囲まれた部分のカバーを外します。


電源と駆動用の制御基板です。


操作部と同じように樹脂を流し込んで基板ごと固めています。


・・・ケーブルをビニールテープでぐるぐる巻き、工場で生産した
家電の量産品にはあり得ない光景にちょっとびっくりです。


企業ぐるみの盗撮で話題のオムロン製リレーです。


樹脂封止後にインクで捺印してるようです、ロットかな?


制御基板のそばにあった小さな金属板を外すとコネクターが。
なんというか、作りにムダが多くて美しくないです。



布テープのようなものでぐるぐる巻きにされてた部分を剥がすと
セメント抵抗っぽいものとコネクターが出てきました。





右下にあったポンプを外しました。



Panasonic VTM212B55LB 849601C という印字が見えます。
中国製ですね。


ほとんど外し終わりましたね、あとは・・・コイツくらいかな。




水位センサーになっています。


矢印方向から水が入ると、お椀状になってる部品(黒で書いた)
は空気があるので浮きのようになり上方向に動きます。
すると90度に曲がってる赤い部品が動いて黄色で囲んだ部分
のスイッチをオンオフします。

あれ?この構造だと『ある水位より上か下か』という判定しかで
きないんだけど、少量選んでも水の使用量は同じなのかな?

浮き部分を下から見たらこうなってます。
黒い線のようになってる部分が水面ですね。


水面検出に関してはTCF433(TOTO温水洗浄便座)のように
フロートスイッチを使う場合もありますが、浮き部分の発泡樹脂
が温度サイクルで劣化して浮力が落ちる問題がある為耐久性
に劣る場合が多いです。


買い換えたのは底部からの水漏れだったのですが、目視で確
認した限りでは特に『ココだ!』という問題は見つけられません
でした・・・


樹脂部品の製造ロットかな?



NP-TM1と言えばシリーズ最初の機種なので量産工程も立ち上
げたばかり、洗練さにかける部分は止むを得ないのかも知れま
せんが、ビニールテープ使いまくりには『どこの零細企業だよっ』
て思わず心の中で突っ込みをいれてしまいました。
(おっと、この表現は失礼ですね・・・零細企業に対して)
まぁNationalブランドでコレだったら驚きですがPanasonic
ブランドなので『だよね~』って特に驚きませんョ。

もの作りダメじゃんPanasonic orz


家電関連の履歴書は こちら です。

ポンコツわーく(分解フォトレポートの履歴)は こちら です


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