2015年3月7日土曜日

ES8237 (National メンズシェーバー(ラムダッシュ)) 分解フォトレポート



自動洗浄に魅力を感じて購入し数年間使用していましたが、
ある日洗浄中に水漏れして盛大に周囲を汚してくれました・・・
その事件を契機に引退してたんですが、廃棄せず放置してた
のでそろそろ処分しようという事で廃棄記念の分解です。

詳しい解説はしてませんので『内部はこんな感じなのかぁ~』
という雰囲気を感じていただければと思います。

なお、使用状況によって状態は異なるのであくまで1例として
ご覧ください。
また、人によっては不快感を伴う画像もありますので気分が
悪くなった場合はすぐに閲覧を中止してください。







上から覗いただけでわかりますが底には髭屑が固着してます。
目立つようになったら綿棒やウェットティッシュで掃除していま
したが、そもそも自動洗浄でここまで溜まるのって・・・



裏面です。

RC9-04(シェーバー洗浄充電器)が正式名称のようです。
今は亡き松下電工株式会社とNationalのロゴが懐かしい・・・
中国製です。


水タンクは背面に引いて取り外せます。


交換式の洗浄剤カートリッジは下部に収納されています。


ここに収納されていました。



まずはネジを外してカバーを取り外します。



下部に見えるのが水を循環させるポンプです。



乾燥用のファンを取り外して型番を確認すると・・・

XINRULIAN RDH4010S5 DC5V 0.2A

PCの自作では有名なブランドです。
サイズ40mmのDCファンなので、故障してもファンの交換は簡
単にできそうだし風量アップ/ダウンの魔改造も可能ですね。


すごい埃まみれ・・・



背面カバーを取り外します。







シェーバー挿入部分の上側を取り外すと・・・


最初でも触れたように、髭屑が固着しているのがわかります。
自動洗浄を謳っており洗浄剤カートリッジがフィルターの役割
を兼務してるのですが、コレを見ると能力に疑問を感じます・・・


シェーバー挿入部分を完全に取り外しました。



KS8238H と印字されたICがありますが、カスタム捺印なので
正体は不明です(たぶんPanasonicの8bitマイコンでしょう)。
基板には KW8238W と印字されています。
特に防水処理などはされていません。

裏面です。




モーターを使って最下部にある弁(黒い部分)をペコペコと動
かす事でポンプの役割を果たします。

あれ?

ポンプ部分の分解もしたはずなんだけど画像がない・・・ orz



こちらが本体です。











後で気づいたのですが、電池廃棄の為に説明書に分解方法
が記載されていたんですね。










腐食していますね。
この辺は防水されてないので水や汚れが入り込みます。




メインブロックに到達しました。


黒いゴムパッキンで防水されているのがわかります。

ヘッドがクネクネ動くのはただのバネだったんですね。



リチウムイオン電池の下、黒いプラスチックカバーを取り外す
と制御基板が出てきました。



センターが電池残量を表示していたLEDです。



裏面です。

KS8237 と印字された黄色矢印が制御マイコンだと思われま
すが、こちらもカスタム捺印なので詳細は不明です。
(同じくPanasonicの8bitマイコンだと思うのですが)


続いてヘッド部分です。


部品の間に髭屑がかなり詰まっています・・・


この中にパナソニックご自慢のリニア駆動があるようですが、


特殊形状のネジを使っているのでこれ以上分解できません。



仕方ないので外装をベキベキ・・・

これがリニア駆動の正体です。


黄色い矢印部分には隙間があり、磁石の下には電磁石(電気
が流れると磁石になる)があります。
この電磁石は電気の流れを反対にすると極性も反転するので
、頻繁にスイッチすると磁石側を振動させる事ができます。

磁石を支えている乳白色の樹脂は左右に動けるよう柔軟性を
もった素材です。


見やすいように手前の磁石1個と支えていた樹脂を切り取りま
した。


2枚刃それぞれに磁石1個が対応しているようです。


これが取り外した磁石(長方形の部分が磁石、他は固定用に
貼り付けられた金属です)、ネオジムでかなり強力です。



電磁石です。



分解した感想ですが・・・

自動洗浄は見た目キレイでもかなり不潔かも知れない

これは方式や構造によるものなので全メーカー・全機種とは言
いませんが、少なくともPanasonicのシェーバーや循環式の自
動洗浄に関しては同じ傾向の可能性があります。

自動洗浄に関してはユーザーが完全に分解清掃できるような
構造にするべきだと思いますが、素人が分解清掃しても元通
りにできるような構造に見直す必要が出てきます。
でも日本の家電メーカーって詰込みは得意でもシンプルとかメ
ンテのし易い構造って苦手というか眼中にないからなぁ・・・
それ以前に、AC電源で水を扱っているのに漏水対策を考えて
ないって大丈夫なのかな?

本体に関しては、メインブロックのみではなく外装を完全に防
水にしないと内部に汚れが溜まりやすく不衛生です。


という事で、見た目や機能に偏りすぎて基本的な部分を疎か
にしている印象を受けました。

ちなみに、自動洗浄の危険性?に懲りたし、もともと洗浄剤カ
ートリッジのコストパフォーマンスに疑問を感じていたので買い
替えたのは自動洗浄ではない水洗い可能な製品です。


家電関連の履歴書は こちら です。

ポンコツわーく(分解フォトレポートの履歴)は こちら です


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