2015年8月16日日曜日

LF001 (ライフフィット 炊飯器 -2合炊き-) れびゅ~



メーカー:株式会社ワイ・エス・エヌ(株式会社ピーナッツ・クラブ
型  名:Rice cooker LF001


なんと2,000円前後、炊飯器としては圧倒的なコストパフォー
マンスを誇るこの製品を購入して試してみました。
というか、本当は「LED電球とほとんど変わらない価格で炊飯
器だと?なら買ってバラ(分解)してみるかなぁ」みたいな思い
つきです。






普通は側面に表記する社名ですが、パッケージデザインを優
先した為か底面に小さく記載されていました。

★ワイ・エス・エヌって?
 社名:株式会社ピーナッツ・クラブ
 本社:大阪府東大阪市御厨南2-1-33
 設立:1971年
 代表:吉名基能
 資本:9,500万円
 売上:31億7,400万円(2014年)
 事業:ショップ・アミューズメント施設向け雑貨・玩具など企画・製作・販売
 社員:71名(グループ全社) 平均年齢33歳

社歴が長いのに社員の平均年齢が低いですね、単純に考え
ると在籍年数が短くて入れ替わりが早いのかな?

沿革を見てみましょう。
 1958年:(株)吉名工作所設立
 1971年:吉名電工(株)設立
 1986年:吉名電工(株)→(株)ピーナッツ・クラブに社名変更、業種転換
 1990年:(株)吉名工作所→(株)ヨシナに社名変更、業種転換
 1991年:(株)ワイ・エス・エヌ設立
 1992年:事業転換し以下のように分業
        (株)ヨシナ → 貿易、仕入
        (株)ピーナッツ・クラブ → 販売
        (株)ワイ・エス・エヌ → 商品企画、デザイン
 1997年:ルイスヴァージジャパン(株)設立
 2009年:(株)ヨシナの営業部門で国内販売開始

もとは電機系の会社だったよのが業種転換したようですね。
なんでここで沿革を見たのかは後ほどわかります。


早速開封です。






説明書の仕様に関する記載はこれだけです・・・



本体です、構造的には炊飯器とほぼ同じですね。


センターのボタン部分が釜の検出、釜をセットすると重さで押
される事で釜の存在を判定しています。


操作ボタンはシンプル、押し下げるだけです。
(炊飯が完了したら自動的に戻ります)



底面です。



株式会社ヨシナは貿易・仕入れを担うグループ会社ですね。


ACコードを見ると2013年製のようです。



これが内釜(アルミ)です、表面加工等はされてないようです。



フタはガラス製です。




実際に炊飯してみました、まずは1合です。


スイッチを押し下げるとひし形部分が赤く光り通電をお知らせ。


矢印部分から蒸気が・・・というほどは出てきません。



グツグツというよりは沸騰前の熱湯に浸けてる感じですね・・・

見難くてすいませんが、プチプチといくつか泡が確認できます。



出来上がり。






続いて2合にチャレンジです。



沸騰というほどでもなく、プチプチ泡ができる程度ですね・・・







出来上がり、2合でほぼいっぱいになります。


混ぜたらフタ面よりもはみ出ます。



見た目は問題なく炊けているように見えるのですが、食べた
ら上の方の米は芯が残って生煮えのような食感でした。
1合・2合ともに同じ傾向があり、水の量を変えたり炊飯前に3
0分ほど水に浸けておいても同じでした。
下の方は水加減しだいでまぁまぁの出来っぽいですが、釜に
接した部分はおこげっぽくへばりつきます。
あくまで管理管理人の主観ですが、内部で炊きムラがあって

はっきり言えばマズイです

炊飯で有名な言葉に「はじめチョロチョロなかパッパ、ジュウジ
ュウいうとき火を引いて、赤子泣くとも蓋とるな」というのがあり
ますが、この製品では火力が中途半端すぎる上に穴が開いて
て蒸らしができてないのが原因だと思われます。
せっかくフタがガラス製で重いんだから、穴がないほうがうまく
炊けるんじゃね?って気が・・・

Amazonのレビューを見ると高評価が多いのですが、条件面で
工夫した上での評価も散見されます。

メーカーの記載手順通りではおいしく炊けない

という点を考慮すると、管理人的にはせいぜい★★でしょうか。
とにかく普通に炊飯しておいしくお米を食べたいなら、価格差
はありますが普通の炊飯器を購入した方が無難です。


でもこの製品にもメリットはあります。

消費電力のピークが低い

炊飯器の場合は高いものだと1,500Wに迫る消費電力ですが
、電源容量が厳しくブレーカーが落ちる心配のある場合ピーク
は無視できません。
他にも
 ・サイズが小さい
 ・消費電力量が低い(=電気代が安い)
 ・価格が安い
等のメリットもありますので、管理人はこの製品を完全否定す
るつもりはありません。
炊飯条件を試行錯誤する事である程度のレベルには達する事
ができそうなので、選択は自己判断・自己責任でどうぞ。


消費電力結果は こちら です。

家電関連の履歴書は こちら です。


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