製造は子会社のOPCOM O.E. (Dongguan) Inc.(中国(東莞))です。
密閉・調光とも非対応です。
■仕様■
光束:500ルーメン
色味:電球色
寿命:50,000時間
電力:8.5W
PSEには対応してるようですね、1110は2011年10月でしょうか?
注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。
LEDは素子3×8個の24素子、モジュール電圧は29.2Vです。
・・・ややこしい接続です。
LED空きパターンを見ると内部素子が直列になるよう構成されてます。
つまり、内部で3列、素子同士が独立しているようです。
ん?
赤く囲んだ部分、なんとLEDのリードに基板からの電源ラインを直接半
田付けしている・・・これ実装温度プロファイル大丈夫?
っていうか設計上ここに付けるようになってないだろ!
ネジ2ヶ所を外すとLED実装円板が外れ・・・ってこれはグリスなのか?
すごい粘性が高くて糸を引いています。
ソケットをグリグリ・・・
セラミックケースで固定が難しい為か、ここにもべったり接着剤です。
。
基板自体は固定されてなかったらしく、スポっと簡単に抜けました。
基板の表面、ガラエポのようです。
え・・・この電解コンデンサで寿命50,000h謳うのちょっとムリじゃね?
電解コンデンサの下にも部品があります。
表面にブリッジダイオードが実装されてるのは初めて見た気がします。
まぁ悪いってわけじゃないけどたぶん基板を細長くした影響でしょうね。
昌暘科技股份有限公司(Sequoia Microelectronics Corp.)
台湾メーカーでファブレスのようです。
えっ?
実装がわかっている人ならこのあり得なさがわかるかと思いますが、
基板に引っ付くはずのICのリード(本来黄色の線のようになる)はず
を、強引に赤い線のように伸ばして間に部品を1個挟んでいます。
部品を飛び越えて空中架線、しかもこの部品は設計上存在してない
らしく基板上に設置位置がありません。
つまり基板の空きスペースに無理矢理手で後付しています。
設計をミスしたのかトラブル対策で途中から部品を足したのか不明
ですが、こんなの量産品でやるなんて正気じゃないです。
もう品質管理とか以前の問題、論外です。
基板の裏面です。
美祿科技股份有限公司(Miracle Technology Corp.)
ミラクルテクノロジーというなんともすごい名前の台湾メーカーですね。
安全部品としてヒューズ・バリスタが付いていますがもうどうでもいい。
LED実装円板ではなくLEDの足に直接電源ラインを半田付けしてる
のは普通に考えておかしいです。
マイナスはちゃんとLED実装円板に半田付けされている事から考え
ると、実装者が勝手に半田付け位置を変えています。
基板については・・・空中架線とか試作品をそのまま売ってるのか?
結論から言うと、作業指示や品質管理が全くできていません。
その辺の素人雇って適当に作らせたような酷さである意味驚きです。
台湾メーカーってもうちょっとしっかりしてるイメージだったんですが、
私の中で台湾メーカーへの信頼が土台から崩壊する結果でした。
この製品、というよりこのメーカーの製品は非常に危険です。
既に使用してる人はすぐ使用中止する事をオススメします。
分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。
電球関連の総合リンクは こちら です。
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