白い箱にシールだけ、ビームテック製品の第3弾です。
■仕様■
光束:390ルーメン
色味:電球色
寿命:40,000時間
電力:4W
注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。
では早速・・・
はい、ガラスカバーです。
接着剤で固定されていました。
黄色が濃くて判別が難しいのですが、おそらくLEDは2素子です。
2素子×15個(直列)で30素子のようですね。
モジュールへの電圧は46.5Vでした。
※左のネジは温度測定時にプローブを当てる為外してます。
BT-4W-15.REV.3
という印字があります。
ネジを2本外すとLED実装円板が外れました。
裏面にはグリスが塗布されています。
ん?
・・・半田ボールだらけ!?
どんな実装したらこんな状況になるんだろう?
半田ボールは導電性の材質、これだけあれば端子間をショート
させる可能性すらあります。
外したネジは内部樹脂ケースの固定も兼ねていたようで、スル
っと抜けました。
よく見るとケース側面に穴が、放熱目的の通風口でしょうか?
絶縁用の熱収縮チューブをカットすると基板が出てきました。
ソケット部分をバキバキ、ACラインをカットします。
基板の表面、ガラエポっぽいです。
ん?
ACラインは先端を基板に当てて半田付けしてるだけ、しかもブ
リッジダイオードの足に直接半田付けという恐ろしい構成です。
せめてスルーホールで基板に挿して半田付けしてほしいですね。
電解コンデンサを起こしています。
基板の裏面です。
白い部分は粘土状のパテですが、目的がよくわかりません。
熱収縮チューブの仮固定用?
おなじみBitcoのロゴ、という事でこの製品もやはり
深圳市必拓电子有限公司(Shenzhen Betop Electronics Co., Ltd)
です、おそらくこの製品がベースでしょう。
DLS 5W E14 LED MINIBULB
基板には
BT-G40DY-REV.2
という印字があります。
NXP SemiconductorsのSSL21081は
LamTA-BH7-N (日本タイガー電器 LED電球 LamTA ??W相当電球色)
でも出てきましたね。
LEDモジュールへの出力ラインですが、スルーホールがあるの
に線を当てて半田付けされています・・・作業者への教育が不
十分なのかそもそも管理がされてないのか。
ヒューズなどの安全部品は見受けられません。
ACラインはそもそも設計がこういう半田付けだったとすると、設
計そのものもちょっと微妙です。
LED実装円板は半田ボールだらけ、基板には本来の作業手順
と異なる(と思われる)半田付けが見受けられる事から作業者
の能力も工場としての管理水準もかなり低いと思われます。
E17口金品も多く発売されている中でこの製品を選択する理由
は特に見受けられませんし、分解結果からすると個人的には
オススメしません。
分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。
株式会社ビームテックの謎は こちら です。
電球関連の総合リンクは こちら です。
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