2014年3月16日日曜日

型名不明 (Taiwan MATSUO LED電球 25W相当電球色)



メーカー:台灣松尾股份有限公司
型  名:型名不明


E17口金、調光器具対応ですが密閉器具は対応です。






■仕様■
光束:220ルーメン
色味:電球色
寿命:45,000時間
電力:4.5W



配光特性も記載されています。

え~っと・・・

メーカー名や品名が記載されてません

輸入製品って輸入者を記載しないとダメなんじゃなかった?













この角度だと内部の形状が薄っすらと確認できます。






 Attenntion 
あくまで投稿時点における購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じ
限りませんし、内容はあくまで管理人個人の見解にすぎません。
さらに、製品分解はメーカーが認めておらず保証外になる上に非常に危険ですからマネを
しないでください。
管理人は一切の責任を負いません。

では早速破壊分解スタート、まずはカバーをグリグリ・・・



カバーは接着剤+一面ぐるっと爪(矢印部)で固定されてます。


消費電力測定で既にネタバレしてますがこれがLED部分です。


LEDは1素子×4個直列の4素子、モジュールへの供給電圧
12.5V(実測値)でした。
LEDの封止樹脂はレンズのようにドーム型になっています。


点灯時(カバーを外した状態)、管理人的にはカバー無しの方
が好きです。



ネジを外すとLED基板が外れました、裏面にはグリスが塗布
されていますがちょっと中途半端かな。



LED側はケースが一体成型なのでコレ以上何もできません。
ソケット側をグリグリ・・・






基板が絶縁目的と思われる熱収縮チューブで覆われてます。
中国製品だと結構適当なんですが、さすが台湾製というべき
かキレイに完全に覆われています。



樹脂部品には爪があり、これでケースに引っ掛けた上に接着
も使って固定されています。


ケース側にも内側に爪を引っ掛ける溝があります。



ケースはシボ加工というか梨地仕上げみたいなザラザラです。



熱収縮チューブをじょきじょ・・・き?


左右の径がかなり異なるので2つのチューブを使ってます。
上の画像は右側だけ取った状態です。


基板の表面です。


GTT4WTDと印字されていますが基板の型名かな?
トランジスタはスペックが確認できませんでした。




基板の裏面です。


全体的にスッキリしています。

気になったのは丸で囲んだ2ヶ所なんですが・・・


抵抗の下から半田がはみ出て隣のコンデンサに接触寸前です。


半田がボールになっています。


バリスタの下にも部品が実装されています。


基板を横から眺めてみました。



調光対応なのでLEDドライバーを使っているのかと思ったので
すがディスクリートだけで構成されていました。
E17口金なので小型化する為なのか、表面実装部品を多用し
ており電解コンデンサを使用していません。
寿命は大丈夫っぽいですね。

安全部品としてヒューズ・バリスタがあります。
パターンは特に問題なさそうですが、実装では少し気になる点
が見受けられました。
全体的には中国製よりも日本製に近い堅実でしっかりした作り
だと思います。

配光に関してはカバーを丸くしただけの似非広配光品より確か
だと思いますので、E17口金で調光対応や広配光品をお探しな
ら検討してみてはいかがでしょうか。


分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。

電球関連の総合リンクは こちら です。


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