メーカー:NECライティング株式会社
型 名:LDA8L
密閉・調光器具とも非対応です。
■仕様■
光束:405ルーメン
色味:電球色
寿命:40,000時間
電力:7.5W
Attenntion
あくまで投稿時点における購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは
限りませんし、内容はあくまで管理人個人の見解にすぎません。
さらに、製品分解はメーカーが認めておらず保証外になる上に非常に危険ですからマネを
しないでください。
管理人は一切の責任を負いません。
では早速
められていました。
HL7MX6 2010.5.15 とありますが、どうやら2010年製らしい。
LEDは7個直列、モジュールへの供給電圧は23.1V(実
測値)なんですが、よくみると素子が複数あるような・・・
内部は5素子を並列にしているようですから全体では5個並列
×7個直列の35素子になります。
ネジ2ヶ所を外すとLED実装円板がポロッと取れました。
裏面にはグリスが塗布されていますが、組立て時ではなくあら
かじめ裏面に塗布されてたようなキレイな模様があります。
出現したネジ3ヶ所を外すとさらにアルミ板が取れました。
ケース部との接合部にはちゃんとグリスが塗布されています。
となると内部樹脂ケースが簡単に抜けるかと思いきや・・・
基板に実装された電解コンデンサが引っ掛かり抜けません。
じゃあ内側に引き抜けるのかなと思ったのですが・・・
ここが邪魔で抜けません・・・
という事はこの製品、内部樹脂ケースを差し込んで内側から
基板を挿入し固定したって事でしょうか?
(もしくは挿入後に電解コンデンサを180°折り曲げた?)
もしそうなら、何というか・・・すごく不細工なものづくりですね。
とりあえずソケットをグリグリ
電解コンデンサをカットしたら引き抜けるのですが、あえて内
部樹脂ケースを削って引き抜きを試みます。
基板が露出しましたが、一部ゴム系のパテ?で埋まってます。
とりあえずペンチやカッターナイフでグニグニと削り取ります。
基板の表面です。
橙色はパテを削り取る際に切れてしまったラインです。
透明の接着剤でいくつかの部品が固定されていますが、なん
というか・・・とても不細工で工業製品というより工作っぽい。
ヒューズです。
基板の裏面です。
電解コンデンサ傍のパテで埋められていた部分にはICがあっ
たのですが、素性がわかりません orz
もう1ヶ所、トランジスタ傍のパテで埋められた部分には抵抗し
かなさそうです。
安全部品としてヒューズがあります。
実装面で特に気になる点は見受けられませんでしたが、設計
は洗練さに欠けるというかゴチャゴチャした印象を受けます。
接着剤やパテを多用している点をあわせて考えると、設計・製
造レベルは高くなさそう・・・
部品の選択は悪くなさそうなだけに残念ですね。
それより驚いたのは
ヤマダ電機では4年以上前の製品が普通に販売されている
という事実ですね。
いくら食料品のように賞味期限がないとはいえ、家電は未使用
でも経年劣化するので商品管理としてどうなんでしょう。
最後に、LED電球を購入する上で最低限の判断ポイントですが
PSEマークがないLED電球は買ってはいけません
2012年7月以降に製造された製品はPSEマークが義務化さ
れてますが、それ以前に輸入されたか日本で製造されたLED
電球は対象外なので今も流通しています。
とはいえ、逆言えばそういう製品は
2012年7月以前に製造された製品が売れ残っている
という事・・・売れ残りにはそれなりの理由があります。
分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。
電球関連の総合リンクは こちら です。
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