【ダイソーチャンネル その222】
Digital タッチウォッチ
腕時計です(トップ画像は管理人の創作で実際の団体・名称とは無関係です)。
ちょっと長い上に黒なので見え難いですね・・・
中国製です。
電池交換の方法も詳細に記載されています。
スイッチは一つだけ、設定方法は基本的に長押しでモードを
選択するのでちょっと慣れが必要です。
下の方に年の変更上限は2060年までとありますが、この製
品の耐久性を考えるとそこまで気にする意味はなさそう・・・
材質はベルト:シリコン、本体:ポリプロピレンとポリスチレン。
表面が気泡だらけで汚く見えますが、表面保護用のフィルム
が貼ってあるようです。
このフィルムをペリッと剥がせばキレイな画面の登場ですョ。
汚いし傷だらけ!?
フィルムの意味ないやん・・・ orz
裏側には4つのネジがみえます。
実際表示させてみました。
発光してるという事は・・・蛍光表示管なわけがないのでLED
を使っていると思われますがコスト的にできるのかな?
表示は月・日・秒が可能ですが、ボタンを押したら4秒だけ表
示して自動消灯してしまいます。
表示中にボタンを押す事で時・分→月・日→秒を切替えます。
操作の感じを見る為の動画も用意してみました 注:BGM付です
セグメントが揺らいでいるようにみえるのはLEDの発光自体が
チラついている為と思われます(目視ではほぼわかりません)。
周囲を明るくした状態だと、点で発光してるように見えます。
内部が気になったのでちょっと覗いてみましょう、基本的に電
池交換と同じ手順なので特に難しい作業ではありません。
まずは裏面のネジ4ヶ所を外して裏蓋を取り外します。
電池はCR2016×1個です。
上下のフレームでシリコン製のベルトを挟むような構造になっ
ているので、ネジをしっかり締めておけば防滴程度の能力は
期待できそうな気がします。
表面には赤いプラスチックの薄い板が貼ってあります。
次に、基板を見るために黒い樹脂フレームを外すのですが・・・
ん?
バネで基板を押さえてるようですが目的がよくわかりません。
ここにマイコンが入っています。
黒い樹脂フレームは4ヶ所の爪で固定されており、基板は挟
んであるだけで直接接合はしていません。
基板の表示部側です、赤い線でセグメントを書いて見ました。
セグメント中央に何から小さい突起のようなものが見えます。
これが発光部の正体ですが、ひょっとしてLEDの素子を直接
基板の上で接合してるのかな?
基板の状態だとこんな感じで発光しています。
ぼかすと点発光なのがわかります。
赤いプラスチックの薄い板を通すと点がセグメントっぽく見え
ます、これに外装の半透明の板が加わってほぼセグメントに
見えています。
100円ショップの腕時計と言えば液晶かメカ式しか見た事が
なかったのですが、まさかLEDがあるとは思いませんでした。
常時点灯してないのは電池寿命が理由だと思われますが、
LED素子をそのまま貼り付けてるので熱に弱い事も影響して
るかも知れません。
同じ方法でLED電球作ったらすぐに点灯しなくなるでしょうね。
あのバネはスイッチ操作の時に押込む感触を実現する為の
ものかとも思ったんですが、わざわざバネを仕込まなくてもス
イッチ部分の工夫だけでどうとでもできるしそもそも
タッチウォッチ
なんだから押込む感触は必要なさそうな気がします。
というか全然タッチじゃないし・・・
機能面では100円とは思えないレベルなんですが、品質的に
はやはり100円レベルというか雑さが残念です。
そこそこ大きいサイズの腕時計型筐体としても使えるので、中
身を入れ替えて自作の通信端末に魔改造も面白そう。
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愛用してます、タッチウォッチ。
返信削除反応が鈍いので、スイッチを改造し、軽く触れるだけで反応するようにしています。
また、内部をラップで包んで、防水にもしています。
単にラップで包むとスイッチが利かなくなるので、スイッチの改造は必須です。
基盤にあるバネは、基盤を押さえてるのではなく電池のプラス極の端子です。