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2015年1月15日木曜日

暖ソール & 大きめフリースルームソックス (ダイソー)



【ダイソーチャンネル その205】

 暖ソール & 大きめフリースルームソックス


まずは暖ソール・・・靴の中敷ですが名前が気に入りました。







材質はポリエステルにサンバーナーという繊維を混ぜています。
(指定外繊維がサンバーナーです)。
日本製です。


★サンバーナーって?
 東邦ナテックス(旧:東邦レーヨン)子会社の東邦テキスタイル
 (株)が開発した繊維です。
 特徴としては
  ・吸湿発熱(ウールの3倍)
  ・消臭(酢酸・アンモニア)
  ・吸水
  ・静電気防止
  ・ph緩和
  ・難燃
 などを謳っています(詳細が知りたい方はHPをご覧ください)。

 ちなみに、管理人が驚いたのは・・・
 

 ウールやコットンも吸湿発熱してるんですね。
 知りませんでした。 


★東邦テキスタイルって?
 社名東邦テキスタイル株式会社
 設立:平成10年
 資本:1億円 東邦テナックス100%出資
 社長:北準三
 本社:大阪市中央区南本町1丁目6番7号 帝人ビル
 事業:アクリル綿・糸、レーヨン糸、綿糸の販売 等

帝人は繊維大手のあの帝人です。
何故同じ繊維メーカー(競合)のビルに本社があるんだろうと思
って調べたら、東邦レーヨンは2000年に帝人の子会社になっ
ており東邦テキスタイルも帝人のグループ会社になっています。


中敷なんですが、見た目も感触もフェルトです。



芯がないのでグニャグニャです。



続いては・・・

男の防寒 大きめフリースルームソックス 



実は1年ほど前に

【その100】 男の防寒 フリースルームソックス

として紹介した製品とほぼ同じものです。


ただ、この時は別のラベルに大きめ(27~29cm)とありました
が今回はラベルが1枚になり製品名の前に「大きめ」の文字が
入っています。



でも・・・

「26~28cm」・・・1cm小さくなってます

円安の影響なんでしょうか?



材質はポリエステル、滑り止めは塩ビ樹脂、中国製です。





下の方の片足分は裏返しています。


昨年同様、縫製はしっかりしていますね。






今回はこんな感じで暖ソールを中敷にして履いてみました。


実際履いてみましたが、底が少し分厚くなった程度で違和感は
ありません。
ただ、ずっと履いてると暖ソールがずれてしまうので時々位置
を直さないといけないのがちょっと面倒です・・・縫い付けてしま
うという手もありますが。

肝心の暖かさですが・・・

暖ソールが期待はずれ、吸湿発熱してるようには感じられません

ただのフェルトの中敷と同じです。


管理人の主観だろうって?

まず、パッケージにあったこの画像ですが、何となく暖ソールの
使用実験に見えますよね?


違いますョ

じゃあこの画像は何かというと・・・

試験方法:標準状態(室温20℃・湿度65%)の環境下で乾燥したサンプル(靴下)を着用し表面温度を観察しました。

東邦テキスタイル(株)が行った実験ですが、サンバーナー10
0%の靴下によるもののようです。


靴下でも中敷でも似たようなものだろうって?

暖ソールの材質はポリエステルとサンバーナー、という事はサ
ンバーナーの含有率は最大でも半分以下です。
実際はもっと少ないでしょうね。

ポリエステルはほとんど吸湿しません



発熱もしません・・・

つまり、大雑把に言ってしまえばサンバーナーの含有率が33
%以下ならウールの方が吸湿発熱性能が高くなります。


靴下と中敷、しかも含有率まで異なる実験結果をそれっぽくパ
ッケージに記載するのは優良誤認表示に当たらないのかなぁ?
最低限、実験は含有率100%の靴下で行われた事を記載す
るか実際の暖ソールで行うべきだと思います。

世の中吸湿発熱繊維を使った製品が溢れていますが、

実験は含有率100%の理想的環境下です

含有率が低ければ効果なんて期待できない場合がほとんど・・・
ちゃんと原材料表示を見てから購入しましょう。


結論としては

フリースルームソックスは良い出来だが暖ソールはインチキ臭い
(サンバーナー自体がインチキと主張してるのではありません)


ダイソーチャンネルダイレクトリンクは こちら です。

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