メーカー:株式会社ドウシシャ
型 名:LDAK40H-L
(たぶん)Joshinオリジナルモデルです。
■仕様■
光束:511ルーメン
色味:電球色
寿命:40,000時間
電力:5W
密閉器具対応、調光器具は非対応です。
★ドウシシャって?
社名:株式会社ドウシシャ
設立:1977年
資本:49億9,300万円(2012年3月末現在)
社員:連結:2,007名/単体:758名(2012年3月末現在)
売上:1,026億円(2012年3月期)
本社:大阪市中央区(大阪)/東京都港区高輪(東京)
事業:基本的に商社
この会社は商社なので実際の製造は別会社だと思われます。
パッケージに記載された所在地にあるオリオン電機(株)が関
与しているのかな?
消費電力測定の投稿でも記載しましたが、この個体は内部に
異物があり振ると「カラカラ」と音がします。
※音が小さいので音量を上げないと聞こえないかも知れません。
密閉構造なので外部からの侵入ではなく製造時から存在して
いたようですが、音からすると小さな金属片のような・・・
Attenntion
あくまで投稿時点における購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは
限りませんし、内容はあくまで管理人個人の見解にすぎません。
さらに、製品分解はメーカーが認めておらず保証外になる上に非常に危険ですからマネを
しないでください。
管理人は一切の責任を負いません。
では早速
定されていました。
これが「カラカラ」の正体です。
落ちて固まった半田屑のようです。
約3mmです。
印字はPBR50-2X6SSC5630-V3.1-Hとあります。
LEDは素子1×6個直列を2列並列で12素子、モジュールへ
の供給電圧は123.8V(実測値)です。
LED実装円板を取付けているネジですが・・・
ねじ山が潰れています。
LED実装円板の裏にはグリスが塗布されています。
内部樹脂ケースは黄色く囲んだ2ヶ所で固定されています。
爪の位置がセンターからずれてます、成型レベルが低いかも。
爪をここに引っ掛けて固定していました。
ソケットをグリグリ・・・
基板を抜き出す事ができました。
基板はレールに差し込んで接着剤で固定しています。
基板の表面です。
電解コンデンサの下にはグリスっぽい何かが塗布されていま
すが、電解コンデンサに接触してないので意図は不明です。
基板の裏面です。
PBR50-4A4-06-V2.0と印字があります。
安全部品としてヒューズとバリスタがあります。
パターンや実装に関して特に問題なさそうに見受けられます。
ただ、消費電力測定結果をみるとブレが大きくチラつきもある
ようですから用途次第だと思います。
せっかくなので、先日投稿した(たぶん)ヤマダ電機オリジナル
モデルのYDA40L-Hと比較して見ましょう。
LED実装円板は印字された型番も全く同じです。
基板は電解コンデンサの型番以外全部同じです。
見た目を少し変えただけで中身は全く同じ製品ですね
最後に、「カラカラ」の原因となった半田屑についてです。
部品実装に異常は認められませんでしたので、やはり半田付
けの際に内部に落ちて固まったものだと思われます。
今回発見したサイズであれば、基板のパターンに余裕があり
部品間も離れているのでショートさせる可能性はなさそうです。
正常に点灯してますし「不具合」「不良」ではありません
又、あくまで偶発的なものなので誤解なきようご注意ください。
とはいえ、ネジの潰れをあわせて考えると組立てレベルがあま
り高くないようですし品質管理面が不安なのも事実です。
分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。
電球関連の総合リンクは こちら です。
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