部屋のエアコンです。
富士通の AS-S25T-W という型番で 2008年製です。
売り文句の一つが自動お掃除機能です。
フィルターが動いて自動的に埃をダストボックスに集めます。
さらに内部も自動でクリーンにしてくれます。
先日ロイヤルホームセンターでこんなものを見かけました。
アース製薬 エアコン洗浄スプレー
これを見た瞬間ふと思ったんです。
ダストボックスやフィルターは定期的に掃除していますが・・・
内部ってどうなってるんだろう?
5年も使っていれば内部もそれなりに汚れているはずです。
と言う事で、その場の思いつきでこの製品を購入しました。
注意書きにカバーの外せないエアコンには使用できません
とか故障の原因になるのでエアコン電装部には決して噴
射液がかからないようにする事とか書いてありますがまぁ大
丈夫・・・でしょう。
帰宅後早速エアコンのチェック、まずカバーを開けます。
ダストボックスとフィルターを外すとこんな感じです。
いつもは見上げながらフィルターを外して届くところだけ掃除
機で掃除しています。
いつもは内部を見る事がありません、でも今日は台に載って
覗いてみましょう。
・・・え・・・え~っと
ちょっとアップ・・・
さらにアップすると・・・
抗菌コーティング熱交換器の効果はどこいった?
想像以上の汚れっぷりです。
こんな所を通った空気が出てきていたと思うと頭痛がしてきま
した・・・形状が複雑なので掃除機でも取れませんョ。
見えない部分も多く、これってカバーの外せないエアコン?っ
て気もしましたがこの光景を見てしまった以上やるしかありま
せんね。
既に買ってきてるんだし!
まずエアコンの排水パイプの先に水受けの容器をセットし
ます。
次にコンセントを抜きます。
飛び散った時用にビニール・雑巾・新聞紙を用意すれば準備
完了です。
おもむろにエアコン洗浄スプレーを振ってから
ブシュー!!!!!!
シュワシュワ~っと泡立ちながら音が聞こえます。
とりあえず1本使ってみましたが、さすがに5年分はしつこいな。
1本置いておいても仕方がないのでもう1本も投入!
ブシュー!!!!!!!!!!!!
注意:しっかり換気する事!
結果はこんな感じです。
かなりきれいになっているように見えますが、塊のようになった
埃があっちこっちに付着しています。
そこで、古い歯ブラシを使ってゴシゴシとブラッシングしました。
まだ白い樹脂の後ろ辺りに汚れが見えますが残念ながら届き
ません、黒いゴミの塊がたくさん取れたので由としましょう。
でも忘れてはいけません。
スプレーでブシューっとやったんだから内部に汚れが飛んだは
ずです。
送風口をアップにすると・・・
スプレー前には真っ白だったのに!?
雑巾とマイペット(洗剤)を使ってお掃除です。
割り箸+雑巾とか歯ブラシを使って中もグリグリお掃除です。
(送風ファンは届く範囲しか掃除できませんでした)
このままエアコンを使うとゴシゴシ落としたゴミがブァ~っと部
屋にばら撒かれて阿鼻叫喚の地獄絵図になりそうです。
そこで、ゴミ袋を加工してエアコンの送風を窓の外へ誘導して
みました。
窓が近くにないなら100円ショップで売っているエアコンフィル
ターを送風口に貼ってもいいと思います。
送風にしてスイッチオン!
2時間ほど動作させたら・・・
なんか黒い塊がいっぱい!
と言う事で完全とかいえないけどまぁきれいになったでしょう。
<やってみて思った事>
この製品は確かに効果があるけど汚れを溜めすぎると落ち難
い、毎年1回位を目安に使うとエアコンをきれいな状態を保て
ると思います。
内部が汚れると効率が悪くなり消費電力があがるので、掃除
は省エネや節電にも繋がります。
自動掃除とか汚れに強いとか謳ってても思ったほど効果はあ
りません。
エアコンを買うなら掃除のし易さ(カバーが全部外れるとか)を
考慮して買う方がいいと思いました。
性能面ではメーカー間で差がほとんどないしここ数年性能面
は頭打ちです(特に熱交換器が丸裸にできる製品だと掃除が
楽です)。
業者に掃除を頼むと数万円するようです。
このエアコン洗浄スプレーは2本で数百円、手間をかける
だけの価値はあると思います。
だんだん寒くなってきてエアコンを使うようになります。
まずは自分の部屋のエアコンの中を覗いてはいかがでしょう?
家電関連の履歴書は こちら です。
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