ドゥエルアソシエイツという会社の製品です。
名前の由来はよくわかりませんが、HPのアドレスがこんな感
じです。
http://www.del.co.jp
Lを足すとパソコン直販の DELL のHPです。
逆に言えば、Lを1つ入力し忘れるとこの会社のHPに・・・
他意はないですよ、思いついただけです。
PSEマークはありますね。
■仕様■
光束:520ルーメン
色味:昼白色
寿命:40,000時間
電力:7.0W
ぐるっと眺めたのですが一昔前のパッケージのような感じ・・・
色使い・レイアウトはもとより表示も非常に分かり難く不親切。
特に禁止事項が分かり難い!
他社のパッケージを見て勉強した方がいいと思います。
密閉器具は・・・禁止とは記載されてないけどよくわかりません。
ケース部は東芝製品に似た感じで若干ざらついた手触りです。
材質はアルミでしょう。
注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。
ではでは、カバーは接着剤で固定されていました。
LEDが15個、内部に素子が2個あるので30素子になります。
カバーにぐるっと一周爪があり、ケース側には溝がありますが
特に固定には役立ってない様子です。
ネジを外してLED実装円板への配線をカットしたらスルッと中が
抜け出てきました。
LED実装円板裏面にはグリスが塗られていましたが・・・どうい
う塗布をしているのでしょうか?
点々と模様のようになっていて見た目はきれいです。
でも、グリスは隙間を埋めて熱伝導を高めるのが目的の為隙
間が空いているのは本来の目的からすれば失敗です。
設計要因なのか製造要因なのか不明ですがちょっと不安です。
ケース(ソケット側から)
ケース(LED側から)
一体成型のプレス加工っぽいです。
ソケットをグリグリします。
基板を抜き出した後のケース内部です。
黄色い円で囲んだ部分シリコン系の接着剤のようなもので固
定されていました(構造的にはスカスカです)。
基板の表面です。
横から見た所ですが・・・黄色の丸の部分、ちょっと半田盛りす
ぎな気がしますね。
赤く囲んだトランジスタですが、右隣の部品に接触してますね。
放熱を考えると少し離すべきだと思うのですが、逆に隣の部品
を放熱に使っている設計なのでしょうか?
基板の裏面です。
Ver3.0 とありますが、何をどうバージョンアップしたのでしょう?
挿入部品の足が長めです。
表面実装部品の半田付け部を見ると、実装に際して温度をか
ける時間がちょっと長すぎな可能性があります。
ヒューズ等の安全部品はなさそうです。
とまぁここまでならびみょーなんですが、 これはLED部分です。
①LED内部に異物があります。
表面に付着しているのではなく中に埋まっています。
見た感じでは半田屑っぽい・・・
②赤い四角3ヶ所、封止樹脂の盛られ方が半端ない。
ここまでになるとLED毎のバラつきも酷いんじゃね?
③②程酷くはないけどけっこう盛られています。
④内部に気泡があります・・・
横から、ちょっと見え難いですが厚みの差がかなりあります。
厚みは製造工程内の管理値があると思うので一概には言え
ないですが、異物や気泡が入っているのはいただけません。
しかも目視ですぐ気づくほど大きいです。
このLEDがどこのメーカー製か知りませんがちょっと酷いです。
公称消費電力を常にオーバーしている上にこのLEDの品質、
生産国表示がないのもちょっとあれですね。
ちょっと使えるレベルではないなぁと個人的には判断しました。
[2013/11/22追記]
【プラタ01】LED118CW と同じ
深圳市必拓电子有限公司Shenzhen Betop Electronics Co.,Ltd.
の製品だと思われます。
分解前の消費電力測定結果は こちら です。
ドゥエルアソシエイツの謎は こちら です。
電球関連の総合リンクは こちら です。
ドゥエルアソシエイツのDelは、ただ単にLEDを逆にしただけですよ。そうすれば何と無くドイツ語風になり、ライティング会社っぽくなるのでそうしているだけです。
返信削除コメントありがとうございます。
削除LEDを逆に読むとDEL・・・気づきませんでした。
残念ながらドイツ語には詳しくないせいもあり、この会社名
からドイツを連想できませんでした。
最初はアソシエイツが英語なのでアメリカ企業の日本法人か
と思ってました。
ドゥエルアソシエイツはメーカーではありません。
返信削除特に、本製品『ET066』は、中国にあるLEDメーカーからOEM供給を受けて販売している商品です。
同社は、設計にもパッケージデザインにも一切関わっておらず、全てが中国企業にお任せ製造しているものです。