2014年7月13日日曜日
激しく光る棒(明るいピンク) (ダイソー)
【ダイソーチャンネル その163】
激しく光る棒(明るいピンク)
よくコンサートで観客が振っている、パキっと折ると光る棒です。
但し、『折る』と言ってもパキっと音がして光りだすまでです。
完全に折ったら液体が漏れ出して大変な事になりますので・・・
確かこういう製品って夜釣り用の浮きで使われたのが最初だっ
た気がするんですが違ってたかな?
ちなみに、名称としては
・ケミカルライト
・サイリューム
・ルミカライト
などと呼ばれる事が多いですが、サイリューム・ルミカライトは
特定商品を指す商標が一般化したものです。
中国製です。
材質は以下の通りです。
容器:ポリエチレン・ガラス
内部:クエン酸エステル・安息香酸エステル・過酸化水素・蛍光色素など
さて、ここでちょっとお勉強の時間です。
使ったことがある人はご存知かと思いますが、『パキっと音が
するまで折る』と書いたように本当に音がします。
でも液体が漏れるわけでもなく見た目に変化はありません。
あの『パキっ』という音は一体何なのか?
実は内部構造がこうなっています。
見た目にはわからないのですが、内部は二重になっておりガラ
スアンプルが入っているんですねぇ。
そう、『パキっ』という音の正体は
ガラスアンプルが割れた音
だったんですョ。
ガラスアンプルが割れる事で2液が混ざって化学反応を起こし
発光するというのがこの製品の原理です。
では続けます、このように密封包装されています。
アルミ系の防湿包装ですね。
こちらが本体、色は他にもあったのですが今回は明るいピンク
を選択しました。
ガラスアンプルは見えませんね・・・
よく見ると LUMICA という文字があります。
★LUMICA?
社名:株式会社ルミカ(LUMICA CORPORATION)
社長:原田士郎
設立:1979年
資本:1億円
社員:108名(+パート56名)
業務:釣具・パーティーグッズ・コンサートグッズ・販促商材・玩具類の企画・製造・販売
化学品検出器・感染管理商品・生活関連製品の製造・販売
最初の呼称として挙げた『ルミカライト』はこの会社の商標です。
この手の製品ではメジャーなメーカー、製品も幅広く展開してい
ますので興味のある方はHPをご覧ください。
こんなものもあったのかぁ~って感じで結構面白かったですよ。
(上の方で使った構造図もここのHPから拝借しました)
という事でこの製品は(株)ルミカの製造と判断していいでしょう。
では早速発光させてみましょうか。
ダンボールの中に入れた状態で実験しています。
発光開始直後
17分後
30分後
44分後
50分後(一度振ったので再度全体的に発光)
53分後
57分後
宣伝通り20分位まで『激しく光る』状態と言ってもいいでしょう。
見てくれる人はいないと思いますが、発光開始から約1時間撮
影したので貼っておきます。
何も考えずWebカメラで撮影したのですが、無意味に画質が良
かったせいでファイルサイズが1ギガを超えてしまいました orz
長時間撮影の時は画質を落とさないとダメですね・・・
使用後ですが、若干ピンクが濃く鮮やかになっています。
振るとカチャカチャと音がしますが割れたガラスアンプルでしょう。
最後に、ちょっと気になった点があります。
確かに再利用できないので使ったら捨てるしかないのですが、
この製品は何ゴミになるんでしょう?
ガラス?不燃ゴミ?少なくとも可燃ゴミではなさそうですけど・・・
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