まぁいくら電球が明るくても会社の将来は真っ暗ですけど・・・
配光300°、密閉器具にも対応しています。
■仕様■
光束:640ルーメン
色味:電球色
命:40,000時間
電力:11W
注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。
さて、早速
グリグリしてもカバーが外れません・・・
なんとか悪戦苦闘の末にカバーが取れました。
これまでのPanasonic製はガラスカバーでしたがこの製品
は樹脂カバーです、接着剤で固定されていました。
LED実装円板上にあるのはアクリル樹脂性のプリズムです。
ネジを3本外すと取れました。
こんな感じで下からきたLEDの光の一部を屈折させています。
これにより300°配光を実現しています。
LEDは素子2×24個の48素子です。
3個のLEDを並列にし、それを8個直列に並べた配置です。
BCBS0582802という捺印がありますがこれはロットかな?
LED実装円板もネジで一緒に固定されていたようです。
グリス等は何も塗布されていません。
ケース側の平面度は高くなく、切削痕が模様のようです。
ソケットをグリグリ・・・なぜこの方向に電解コンデンサが・・・
まさかまた電球型蛍光灯のような中身か!?
赤い部分、点状に押し込んで内部樹脂ケースに固定してる
ようなのでまずはここの凹みを直しました(4ヶ所)。
橙色部分のリングを外し・・・まだケースが取れないぞ??
どうやらカバーとの接点で接着剤により固定されてるよう
なのでペンチで無理矢理破壊しました。
放熱の為か、約7mmのアルミ製です。
樹脂ケースの蓋を外すとようやく基板とご対面です。
表面、電解コンデンサをこういう向きにしたのは何故でしょう?
SHPC-Zって蘇州だっけ?
PLDA11GE26-1というのが基板の型番のようです。
萬裕科技集團有限公司(SAMXON)の電解コンデンサです。
ただ、RZという型番が存在してない事からするとカスタム?
115℃はいいとして寿命がわかりません・・・
なお、韓国のSAMSUNGとは関係ありません。
熱収縮チューブを被せた謎の部品があったのでチューブ
を切り取ってみたら・・・
抵抗でした・・・何目的?
裏面です。
ブリッジダイオードとLEDドライバーは表面に薬品が塗布さ
れている為か捺印が読めませんでした。
赤丸の部分、線で結んだ2点がLEDへの出力になります。
ん?
PTCが2個ありますが表面の抵抗はコレとセットで温度監視
してるようです・・・じゃあ高温下だと明るさが変動するのか?
注意書きにはなかったのでとりあえずスルーします。
よく見ると足が長い上に曲がっており接触しそうで怖い・・・
ちなみにLEDへの出力線同士でも接触したらショートです。
ちょっと足が長過ぎるのは気になりますが、安全部品として
ヒューズがあり、部品実装やパターンには特に大きな問題
は見受けられませんでした。
配光300°も信用していいでしょう。
普通に使えると思います。
あ・・・忘れてました、ちらつき確認です(カバーを取り外しています)。
Panasonic DMC-LZ10 の液晶画面を Nikon COOLPIX S30 で撮影
分解前の消費電力測定結果は こちら です。
電球関連の総合リンクは こちら です。
うちもPanasonic LDA7L-Gが故障したので、開けてみました。
返信削除http://nekosoftfarm.blogspot.jp/2014/08/panasonic-lda7l-g.html
初期の高い時期に購入していましたが、最近のLED電球の中身をみるととても怖くて使えないですね。
コメントありがとうございます。
削除早速投稿拝見させていただきましたがLDA7L-Gも内部が独特な形状ですね。
当ブログでは基本的に購入して数時間消費電力を測定後すぐに分解してる為
故障に遭遇するチャンスがありません・・・
ぜひ分解してみてください。
LED電球は参入が容易なだけに玉石混合、分解してると「コレ売ったらダメっし
ょ・・・」みたいなのが多くて驚きます。
特に並行輸入品とか某マー○ットプレイスやヤ○オクなんかを見てるとPSEマー
クなしとか100V対応してなさそうな製品まで販売されています。
仰るとおり、とても怖くて使えません。