【ダイソーチャンネル その104】
運勢暦 高島易断総本部歴書館編纂
こんなものまでダイソーで売ってるとは・・・所謂占いの本です。
昔は正月前後に本屋でこんな感じの本を見かけたものですが
最近は通販で本を買うから本屋にあまり行きません。
まだ売ってるのかなぁ。
ここで登場してる文言について気になったので調べてみました。
★日本暦書出版協会
書籍に関する協会は数多く存在していますが、この協会は公
の情報を見つける事ができませんでした。
そもそも存在して何らかの活動をしているのかさえ疑問・・・
★高島易断
本来は高島 嘉右衛門を祖とする占いを指しますが、現存す
る高島易断は
全て勝手に名乗っているだけです
総本部・正当・公式・宗家・××館・・・全部似非なんですよ。
何故なら高島 嘉右衛門は占いに秀でていたのですが金儲
けとして占いを行う事を否定していました、だからお金 を貰
って占いをしてる時点で異なるものです。
(占いで生計をたててたわけではなく実業家だったようです)
それだけでなく、自称高島易断の団体の歴史をよく見るとわ
ざと曖昧な表現をしていますが「高島易断を学んで」とか「改
名して」とか発祥が微妙・・・
調べた中では唯一高島 嘉右衛門と直接関係してそうなのが
「高島易断総本部神聖館」ですが、5人いた門下生の内の1
人が勝手に2世を名乗ったのが発祥らしいので正統と言って
いいのか疑問です。
高島 嘉右衛門を祖と謳っている団体は基本的に似非だと判
断して良いでしょう。
占いそのものの信憑性はここで論じません
★高島易断総本部歴書館
まず高島易断という団体の総本部を指す呼称ではありません。
「高島易断総本部」という名称の団体が存在します。
さっき出てきた「高島易断総本部神聖館」もそういう名前の団
体であって両者は無関係、それぞれ高島易断の正統をそれ
っぽく謳ってますがよくよく見ると自称なのがわかります。
つまり、高島易断総本部歴書館というのは高島易断の総本
部にある歴書館という組織ではなく、「高島易断総本部歴書
館」という名称の団体だと思われます。
なぜ〝思われます〟なのかというと、やはりこの団体につい
ても公の情報が見つかりません・・・
ちなみに、「高島易断総本部」は平成20年に悪徳訪問販売
で経済産業省から業務停止3ヶ月の処分を受けた実績があ
ります(占いでわからんかったんかい・・・)。
経済産業省の発表資料は こちら です。
★黄山歴書館
説明書きにはこうあります。
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黄山は、中国安徽省の南に位置し、宗教、特に道教と密接
な関係を持ち、黄帝所縁の天と地が繋がる聖山として伝わ
っています。
1990年、世界遺産にも登録され、多くの古典、文献などが
残されている数少ない聖地です。
「黄山歴書館」は、古来より東洋文明に連綿と伝わる古典を
読み解き、また西洋文明の文献、資料を繙き、古代と現代の
天体の動きなどを融合させた現代歴を研究しているグルー
プです。
高島易断総本部歴書館は、黄山歴書館に大正後期頃から
易学研究の文献として加わった、日本易占学の集大成「高
島易断・高島嘉右衛門(呑象)著」を基礎とし、易学研究を中
心に活動しています。
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前5行は単に黄山の説明、その名前を冠した「黄山歴書館」
に何にも関係ないですね。
結局、高島易断の本を読んで研究していますってだけです・・・
いうまでもなく、この団体についても情報がありません。
て事で、占いの信憑性はともかくとしてこの本に列挙されてい
る団体はことごとく胡散臭いです。
その上で購入するしない・信用するしないは自己判断ですョ。
そういえば、

★大創出版?
商号:株式会社大創出版
設立:平成13年
代表:矢野博丈(会長(ダイソー代表取締役))/西田正昭(社長)
代表:西田 大(専務取締役)
資本:4千万円(株式会社大創産業51%、西田正昭39%、西田 大10%)
事業:書籍・印刷物の企画製作及び出版並びに販売
51%を出資し名前こそダイソーを冠するものの、西田兄弟?
の絶大な支配下にある不思議な会社です。
この西田兄弟ってどういう素性の方なんでしょうね・・・
ダイソーチャンネルダイレクトリンクは こちら です。
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