メーカー:ツインバード工業株式会社
型 名:LE-LA01L
シンプルなパッケージで「ボール型」を謳っていますが、レフ型
のような気がします。
ツインバードは今風に言えばジェネリック家電の草分けですが
、最近家電量販店で見かけることが少なくなった気がします。
■仕様■
光束:240ルーメン
色味:電球色(3000K)
寿命:30,000時間
電力:7W
数値で見る限り、効率が悪く寿命も短めというびみょ~スペック。
密閉・調光とも非対応です。
これがボール型?
カバーは半透明ですが内部が透けて見える程度です。
形状から考えても配光は直下方向に特化しているので、カバ
ーで拡散することはあまり考えてないようですね。
表記は全部シール貼付です。
HJ9J061とありますがロットでしょうか?
ソケット付近には通気口らしき穴が開いています。
点灯させてみるとLEDがはっきりとわかります。
Attenntion
あくまで投稿時点における購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは
限りませんし、内容はあくまで管理人個人の見解にすぎません。
さらに、製品分解はメーカーが認めておらず保証外になる上に非常に危険ですからマネを
しないでください。
管理人は一切の責任を負いません。
ではいつもように
れていました。
ネジを外すと上部の樹脂部品が取れます。
ケースの放熱フィンはウェーブ状に加工されています。
理屈としては表面積が大きい方が冷却性能が高くなるので放
熱能力アップの為だと思われますが、実際どの程度差がある
のかはわかりません。
印字はPL-AL5LEDとあります。
LEDは6素子×5個直列の30素子、モジュールへの供給電圧
は17.6V(実測値)でした。
LED実装円板はグリスを塗布しネジ止めされていました。
約2.5mm厚のアルミ板です。
ソケットをグリグリ・・・
樹脂充填ですか・・・ orz
分解がすんごい面倒なんですよ、後片付けも大変だし・・・
あれ?どうもソケットの辺りだけ樹脂充填してるようですね。
基板の固定目的で樹脂充填してたようです。
基板の表面です。
MOS-FETにピッタリ貼り付くようにサーミスタがあります。
サーミスタとは温度センサーの一種で、温度制御や安全部品
などとして使われます。
基板の裏面です。
シャープ製のフォトカプラを使っています。
電解コンデンサに熱収縮チューブを被せ基板に接着してます。
表面の電解コンデンサもそうでしたが、足はちゃんと被覆され
ています。
安全部品としてヒューズがあります。
実装はLED出力がスルーホールなのに当てて半田付けしてる
のが気になりますが、全体的には問題なさそうです。
設計は裏面の電解コンデンサをスルーホールなしで実装する
ようになってるのが気になります。
基本はしっかりしてるけど細部が雑な感じです
サーミスタを使ってるなら温度が上昇すると勝手に明るさを変
動させてる可能性があります。
ちょっと過剰と思えるほどの放熱構造のおかげか温度面は優
秀、なのに一般的なLED電球より寿命が短い理由がよくわか
りません(単にそういうLEDを使ってるだけかも知れないけど)。
製品自体は悪くないけど積極的に選択する魅力もありません。
強いて言えば、自作で使うには良いケース部分だと思います。
分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。
電球関連の総合リンクは こちら です。
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