2013年5月30日木曜日

FLDA60L (リーダーメディアテクノ LED電球 FINE ??W相当電球色)

リーダーメディアテクノさんの製品は分解第3弾です。
過去2つの製品はあまりいい評価をしませんでしたがこの
製品は果たして!?



ポリカーボネートカバーと安心の1年保証が売りです。
寿命4万時間なのに保証は1年というのはですね・・・

1日24時間点灯しても8,760時間しか保証しませんて事です

どのメーカーもそうですけど、長寿命詐欺はそろそろ
やめてほしいものです。



■仕様■
光束:360ルーメン
色味:電球色
寿命:40,000時間
電力:6W



PL法については何度も指摘したのでもう指摘しません・・・




成型が下手なのか寸法精度が甘いです。
縁の削った部分が不均一なので目立ちます。


ここは成型後に切削で仕上げたようですが・・・ギザギザです。



注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
  また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
  分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
  万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。

では早速破壊分解スタート、カバーは2ヶ所の接着剤で固定
されていました。



ネジを外すとLED実装円板が取れました。
アルミ板ではなく普通のプリント基板の裏面を銅箔にした
構造です、安いけど平面度・放熱面では劣りますね。
グリスが塗布されていますがかなり硬化してしまってます。
しかも塗布量が少な過ぎる上に平面度が低い為、ネジの
周囲しかケースと密着できてません。


LED実装円板ですが、ネジ跡に欠損が見られます。
緩める時にこういう傷にはならないので、締める際に強く
締めすぎて傷を付けたと考えられます。
又、LEDの1つに欠けが見られます。
長期間使っていたら恐らくこのLEDは不点灯になっていた
でしょう。


ソケットをグリグリ。




薄いフィルムをセロハンテープで固定しています。
経年劣化を考えるとこれはとても危険な事だと思いますが・・・


基板の表面、基板はコンポジット基板のようです。

電解コンデンサの寿命が短めですが大丈夫でしょうか?
見慣れないメーカーのヒューズが使われています。
Cooper Industries というアメリカの会社です。
電源は同じアメリカのPower Integrations, Inc.という
会社の製品です。


基板の裏面です。

フォトトランジスタとは珍しいですね。
光宝科技(Lite-On Technology Corporation)
PCの光学ドライブで有名なLITEONと同じグループです。

気になったのは矢印部分、大きな半田屑が付着してます。
しかも・・・半田盛り過ぎ!


よく見ると黄色で囲んだ辺りにも半田屑があります。
赤く囲んだ部分は薬品が乾燥して析出したと思われる粉の
ようなものが付着しています。


全体的に造りが雑、工場の品質管理が不安なレベルです。
電解コンデンサも40,000時間を寿命とするにはちょっと
微妙な選択ですね。
安全部品としてはヒューズが付いていますが・・・
結論としては、安心して使える製品ではないと判断します。



最期に、消費電力の実測値が公称値を大きく下回っている
点について考えてみましょう。
公称値6Wに対し実測値で4.4~4.6Wでした。

まず、LED実装円板の中心を拡大して見ると・・・


INNOTEK PHOTOELECTRIC
5&7W Bulb

大友國際光電股份有限公司(INNOTEK PHOTOELECTRIC TECHNOLOGY CORP.)
という台湾メーカーです。
そしてこのメーカーはLED電球を生産しているのですが・・・


ケースを塗装してる以外見た目が同じ!?
この製品を無塗装・社名印字したものがFLDA60Lっぽいです。

あれ?

でも・・・6Wなんてシリーズに存在しませんよね??
とりあえず6Wにカスタム化されていると仮定します。
方法としては7W品を弄る方向でしょう。
 ①LEDの数を減らす
 ②出力を下げる
が考えられます。


①LEDの数を減らす
INNOTEK製品は5・7・10・12Wのラインナップですが外形が
同一という事はLED実装円板も同一だと考えられます。
一部パターンが異なる可能性はありますが5&7W Bulb
となっているので少なくとも5Wと7Wは同一でしょう。


36個/90個LEDが実装されています。
全部実装して7Wは考え難いので、12Wの時に90個実装
されると仮定してみます。

12W÷90個=0.13333・・・(LED1個の消費電力)

36個だとすると

0.1333・・・×36個=4.7999・・・≠4.8W

なんか公称値の6Wと隔たりが大きいですね・・・
LED以外の損失やら誤差があるので厳密ではありませんが
むしろ実測値の4.4~4.6Wに近いですよね?
逆に6WならLEDは

6÷0.1333・・・≠45個
(12Wで90個だから計算するまでもなく半分にしたらいい)

という事はLEDは5W仕様?


②出力を下げる
基板側は7W仕様です。


簡単に出力は下げる事ができますが、LEDが5W仕様なら
5W以下が前提条件なので公称値6Wになりません。
そもそも実測値が5W以下だし・・・


そもそも6Wという記載が間違っている?
そうだとしても矛盾点があります。
INNOTEKの5W品は400lm、FLED60Lは6Wで360lmです。
消費電力が増えてるのに暗くなってる??
寿命は逆にKLED60Lの方が15,000時間多くなっています。
寿命25,000時間と考えると使われてる電解コンデンサ
は納得できる気がしますけど。


INNOTEK品を入手して分解すれば答えが出るのですが・・・
どこにも売ってません。
もし入手できたら検証してみたいと思います。


分解前の消費電力測定結果は こちら です。

電球関連の総合リンクは こちら です。


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