情熱価格の意味については こちら のメーカーHPへどうぞ。
■仕様■
光束:470ルーメン
色味:電球色
命:40,000時間
電力:7.4W
製造者はアイリスオーヤマ株式会社になっています。
不思議な事に、
ドン・キホーテグループが企画・開発した商品です
と記載があるものの、販売者としてドン・キホーテの正式社名
すらどこにもありません。
何かあった際のサポートもアイリスオーヤマのサポートセンター・・・
つまり、ドン・キホーテは売ったらそれまでで後は知らんて事です。
まぁその方式が悪いとまでは言いませんが、社名すらないって
無責任な気がしますね。
少なくとも情熱は感じられません。
その程度の情熱なら普通にアイリスオーヤマの製品を売る方
がいいかと・・・
ロット?(アイリスオーヤマの製品も同じ感じで印字されてます)。
箱を捨ててしまえばもうドン・キホーテの名前はどこにもありません。
注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。
ではいつものように
カバーは接着剤で固定されていました。
LEDは大きいのが1つ、黄色が濃くて素子は確認できません
でした。
ネジ3ヶ所を外すと白い樹脂カバーが取れました。
このカバーはLEDの実装されたセラミック基板を押さえる為の
ものです。
構造は こちら で分解したアイリスオーヤマ製品と同じです。
①②の接着跡をみる限りかなり隙間が多く、熱伝導はよくない
ですね。
粘性を失っている事からグリスではなく接着剤だと思います。
実際の構造に従って並べるとこんな感じです。
赤く囲んだのがLED実装部、皿の中に板を貼った構造です。
板も接着剤で固定されていました、平面度は悪いようです。
これが板、厚さ約1mmのアルミ板に樹脂を被せています。
ソケットをぐりぐり、配線をカットしたら基板を抜き出せました。
基板の表面です。
基板は紙フェノールの安物のようです。
安全部品としてヒューズは付いています。
KL1125の素性はわかりませんでした。
基板の裏面です。
足が長めですがまぁ許容範囲でしょう。
挿入部品のリード端が横を向いている事から、表面から
基板に挿してから足を曲げて半田付けしてるようです。
もしくはスルーホールの精度がわるく遊びが大きいのかな?
まぁ・・・アイリスオーヤマの製品そのものでした。
実装面で大きな問題はなく、安全部品はヒューズもあります。
ケースがオールプラスチックで放熱性能が期待できない点
も同じ、一部手抜きした劣化版という印象です。
さて、せっかくなので比較してみましょう。
本来ならアイリスオーヤマの相当品であるLDA7L-H-V5と
比較するべきですが、分解済なのは光束が1ランク下の
LDA7N-H-V4だけなのでこいつと比較してみます。
一部、抵抗やらコンデンサの数値が異なるだけでほぼ同一です。
基板パターンに至っては全く同じ(PT0116 JX)です。
LDA7L-H-V5と仕様を比較すると違いは1点だけです。
LDA7L-H-DQ2は470lmなので、アイリスオーヤマの方が
15lm上回っています。
悪くとらえれば、意図的にスペックダウンした製品をOEMとし
て他社に供給しているではないか?と疑ってしまいます。
ドン・キホーテは自社製品にアイリスオーヤマの広告を貼っ
て販売してるようなもの、しかも比較されればアイリスオーヤ
マの方が優れている・・・
まぁここまで丸投げなのに
ドン・キホーテグループが企画・開発した商品です
と言う為の引き換え条件でしょうか。
どこをどう企画・開発されたのかお聞きしてみたいものです。
中身がそのままアイリスオーヤマ製品だとわかったので結論
もアイリスオーヤマ製品の時と同じです。
メリットが見出せず、放熱性能の問題から寿命が怪しい為購
入する価値はないと(個人的には)判断します。
今回初めて情熱価格の製品を購入しましたが、この製品だ
けで判断するなら情熱価格というPBは見掛け倒しでしょうね。
がっかりです ┐('~`;)┌
分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。
電球関連の総合リンクは こちら です。
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