処理しないとぐだぐだになってしまいそうな orz
イオンのPB(プライベートブランド) TOPVALU です。
■仕様■
光束:810ルーメン
色味:電球色
寿命:10,000時間
電力:12W
消費電力測定の投稿で思わせぶりなコメントをしていましたが、
実は普通に OHM って印字が・・・この時点でオーム電機
のOEM確定なんですョ。
逆に商品そのものにはイオンのイの字もありません。
TOPVALUにしては珍しいです。
このパターンは こちら のドン・キホーテと類似していますが、
イオンの場合は箱に自社名を販売者として明記し問合せ先
も自社のフリーダイヤルになっています。
自社名を冠して販売するなら最低限これ位はやるべきです。
注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。
では早速破壊分解スタート、まずはソケットをぐりぐり。
さすがに慣れてきたのできれいにケース除去を完了です。
ケースの形状が完全な円ではなく窪みが付けてあり、これ
が基板の回転を防いでいます。
基板の表面です。
黄色い矢印は蛍光管からのリード、赤い丸はちょっと気に
なった点です。
見易いように角度を変えて撮影。
左はダイオード同士が接触しそうになっています。
製造工程内、恐らく最終組立の際に曲げたのでしょう。
右は曲げたのではなく斜めに部品を挿入しています。
厳密に言えば、スルーホール(部品を挿している基板の穴)
が大き過ぎる為に部品が傾いた状態で半田付けされています。
まぁどちらも接触には至ってませんし深刻な問題とまでは
言いませんが気にはなります。
基板を取り外した後、奥に蛍光管があります。
基板に接続される配線は4本とも絶縁被覆がされています。
見え難かったので電解コンデンサを折り曲げました。
赤丸は上で説明済の接触しそうに見えた気になる部分。
基板の裏面、赤い丸がACライン、青い矢印は蛍光管から
の配線を接続する端子です。
斜めにするとよくわかりますが、挿入部品の先端処理は
しっかりしてあり短く揃えられています。
素性はオーム電機製なのである程度信用できます。
実装面では若干気になる点があるものの、使用を躊躇う程
の問題点は見受けられませんでした。
これで安全部品としてヒューズ入れてくれればいいのですが。
LED電球が本当に寿命40,000時間としてこの製品なら
4個で40,000時間、金額にして298×4=1,192円です。
消費電力はさほど変わりません。
配光・演色性は電球型蛍光灯の方が優秀です。
軽さをメリットにしているLED電球がありますが、軽さだけなら
白熱電球>電球型蛍光灯>LED電球です。
国内大手がボッタクリで必死な広配光のLED電球より現時点
ではコストパフォーマンスが高いです。
以前分解した EFD15ED/12-E17-SP(オーム電機) と比較してみましょう。
左:オーム・右:イオン
左:オーム・右:イオン
基板のパターンは全く同じ、型番はどちらもM-532Dです。
使用部品もほぼ同じ(電解コンデンサは全く同じ)です。
分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。
電球関連の総合リンクは こちら です。
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