2015年1月2日金曜日

LDA8L-G/50W (東芝ライテック LED電球 50W相当電球色)



メーカー:東芝ライテック株式会社
型  名:LDA8L-G/50W


40Wや60Wは一般的ですが、管理人は50Wの白熱電球を見
た事がない気がします・・・普通に売ってるものなのかな?



■仕様■
光束:640ルーメン
色味:電球色
寿命:40,000時間
電力:7.5W

東芝の製品は3つ目ですが、重さが過去2製品の倍近いです。














カバーは一体成型ではなく接合して構成されているようです。






 Attenntion 
あくまで投稿時点における購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じ
限りませんし、内容はあくまで管理人個人の見解にすぎません。
さらに、製品分解はメーカーが認めておらず保証外になる上に非常に危険ですからマネを
しないでください。
管理人は一切の責任を負いません。

では早速破壊分解スタート、カバーは接着剤で固定されてました。


LDA-1676と印字されてます。

LEDは2素子入りを7個直列×2列並列の28素子、モジュール
への供給電圧は40.6V(実測値)でした。






ネジ4ヶ所を外すとLED実装板が取れました、裏面にグリスは
塗布されていません。
KN02Bと印字がありますがロットかな?



外周部にネジ穴がたくさんありますが共用してる為でしょうね。
ネジ3つを外すと内部樹脂ケースが抜けました。




ん?

これまで分解した東芝製品は樹脂に薄いアルミ板を貼り付け
ただけのスカスカケースでしたが、この製品は金属だけで形
成されておりズッシリ重いです。


抜き出した内部樹脂ケースです。


橙色矢印がケースと接合していたネジの穴です。
ネジ穴部分だけでなく、樹脂が1周全部これほど分厚い製品は
初めて見た気がします。

はて?

赤く囲んだ部分を見ると、どうやら基板はソケット側から挿入さ
れたようですね。


ソケットをグリグリ・・・


基板が抜けました。



基板の表面です。





LEDのラインは挿入ピンを使ってしっかり固定されています。


基板の裏面です。


白く塗られているので見難いですが、光の加減でパターンを視
認する事ができます。




安全部品としてヒューズがあります。
パターンや実装にも問題は見受けられません。
というか、ACラインをちゃんと離してるしパターンにもかなり余
裕を取った設計です。

なんか過去に分解した2製品と思想が違うというか・・・違うメ
ーカーの製品に思えるほどです(良い意味で)。
自社のトランジスタを使ってない事を考えると一部か全部をO
EMで調達してる可能性もありますが、いずれにしろ製品として
は良い出来ですね。

温度が高めなので寿命は疑問ですが、安心して使う事は出来
ると思います。


分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。

電球関連の総合リンクは こちら です。


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