電球型蛍光灯(60W形 電球色)
とりあえず、現時点でダイソーとセリアに売っている電球型蛍
光灯はコンプリートのはず!
■仕様■
光束:730ルーメン
色味:電球色
寿命:6,000時間
電力:12W
価格:100円+消費税
さて、今回はちょっと展開が異なります。
いつも分解前にWatts Up? Proで消費電力測定を行ってます。
今回も同じようにセッティングしてスイッチオン!
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光り方がおかしい・・・半分だけが光ってるように見えます。
デジカメで撮影を試みたのですが
ご覧の通り撮影は見事に失敗・・・
真っ暗にして撮影したんじゃないんですがデジカメが勝手に
調整そちゃいました。
目視だと半分だけ(橙色部分だけ)光っていました。
数分間その状態が続いたあと徐々に点灯部が広がり、最終
的に通常の点灯状態(全体が光る)になりました。
なかなか器用ですね・・・
注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。
そして
む、基板からソケットに伸びた線が短い!?
ソケットが完全に外れないので隙間からケースをバキバキ・・・
金属のソケットを捻じ曲げてすごい力技に見えますが、このソ
ケットめっちゃ薄いです!
分解した電球型蛍光灯は全部そうですが、ここは結構簡単。
この白い布状のものはソケットと基板を繋ぐ線のカバーです。
触ってみると真ん中に何かあるようです。
例のヒューズっぽいものかと思いつつ中身を確認すると・・・
抵抗でした。
ケースが無事外れました。
なんとなくこの部品に巻かれた線がこれまでより少なく見えます。
別に問題がなければどうでもいい事ですが。
橙色で囲んだ部分(もう1箇所は反対側)にある爪でケースが
基板を固定してます。
赤い部分にも突起があり基板の回転を防ぐ構造です。
残念じゃない方の基板は全てこのように固定されていました。
ん?
4本の線がそれぞれ溝に収まっているはずなのにずれてます。
完全に作業者のミスです。
そのミスの結果どうなっているかと言うと・・・
蛍光管からの線同士がショートしています!
実はこの2本は蛍光管の中で繋がっています、こんな感じで。
左の2本も同様になっておりそれぞれに電気を流します。
ショートすると蛍光管の手前で電気がながれてしまいますが、
蛍光管の中が切断されたわけではないので並行して電気が
流れます。
最初の不自然な点灯はこの影響?
もし気づかずにこの状態で使い続けるとどうなるんでしょう?
やってみればよかったのでしょうが、そんな事に人生かけた
くもないしバラバラにしたものを再度組んでも再現性に疑問が
残ります。
よって・・・深く追求しない事にします。
これも全体的に足が長いですね。
気になったのはこの4箇所、足が全部左方向に曲がっていま
すがこれは何かに接触して曲がったんでしょうか?
それとも部品実装時の仮止め?
蛍光管側の位置的には大丈夫そうですがちょっと不安があり
ます。
さて、電球型蛍光灯とりあえずのラストが意外な結果となりま
した。
これまで分解してきた電球型蛍光灯は2種類の基板しかあり
ません。
今回は問題なしとしてきたタイプの基板です。
しかしながら、ここまではっきりとした作業者の配線ミスを見逃
して市場に流出させているのは問題です。
これを見てしまうと、よほどメリットがない限り100円ショップの
製品は使用を躊躇してしまいます(電球型蛍光灯に限って)・・・
まぁ実際問題100円ショップで今も販売されており数多く使用
されているはずなので心配しすぎなだけかも知れませんけど。
じゃあ100円じゃないメーカー製の中身ってどうなってるんだろう・・・
興味が・・・でも分解する為に購入するのって無駄だしなぁ。
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