2012年9月13日木曜日

MF-30WA (森田電工 壁掛け扇風機) 分解フォトレポート

森田電工株式会社製 MF-30WA 



YTW-D360NR (YUASA DCファン壁掛け扇風機)に交換し
た為退役した扇風機です。
メーカーHPにも情報がなく、記憶では20年以上前の製品だと
思います。

交換の詳細は こちら です。

YTW-D360NR首振り異音で苦しんだ身としては、そもそも首振
り機構ってどうなってるのか興味があります。
また、巷では昔の扇風機が発火して危ないといわれている中
で20年以上前と思われるこの扇風機の劣化具合も見たい・・・

不燃物の回収日を目前に控え、思いつきで分解してみました。



まずは準備、といっても新聞紙を敷いただけですが・・・


目に付いたねじを適当に外していきます。





これが本体、ACモータで羽を回しています。
見た目はきれいで錆やおかしな部分は見当たりませんでした。



横からみたらこんな感じです(右に羽がくっつきます)。



これが首振り機構です。



黄緑のでかい部品は表示からするとコンデンサのようです。
左に見える板を重ねたようなものは錘みたいですね。



首振り機構のアップです。
緑の軸の回転を白い部品が円運動に変換しています。



首振り機構のカバーを外しました。
赤い軸はモーターの軸です。
モーターの回転を流用して首を振っていたようです。



モーターの中、軸を引っこ抜きました。
きれいで問題が起こりそうな部分は見当たりませんでした。



引っこ抜いた軸です。

強力な永久磁石かと思っていたのですが違うようです。


リモコンの中です。
左が回転式のタイマー、右は風速調整の回転スイッチです。




これだけです。
基本的にスイッチ入れれば羽が回るだけなので部品がいっぱ
い載った基板とかはありません。
外見はかなり変色していましたが中はまだしっかりしてました。
(コンデンサと思われる緑の部品の中は見ていません)
まだまだ現役で活躍できそうだったのでちょっともったいない
気もしましたが、見えない部分で劣化が進んでいて何か問題
が発生する可能性も十分あるのでおとなしく諦めましょう。
(捨てない為に用途を探すのも本末転倒ですしね)

個人的には最近の製品より昔の製品の方が長持ちしてるよう
に思いますが皆さんはどうお感じでしょうか?

モーターだけでも捨てずに持っていれば何かに使え・・・そんな
事考えると物が溢れてしまうのでここは涙を堪えてお別れです。


長い間ご苦労様でした (;д;)/~~~

YTW-D360NRは君ほどがんばってはくれないでしょう。


家電関連の履歴書は こちら です。

ポンコツわーく(分解フォトレポートの履歴)は こちら です。


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