2013年1月2日水曜日

LDA3L-H20 (オーム電機 Acriche LED電球 20W相当電球色)

ソウルセミコンダクター(韓国)AcricheブランドのLED搭載製品。






■仕様■
光束:210ルーメン
色味:電球色
寿命:40,000時間
電力:2.9W







ん~・・・どっかで見たような?


ソケットが未使用なのに汚いです・・・




注:購入した個体の結果であり販売されている製品が全て同じとは限りません。
  また、内容はあくまで1消費者としての個人的見解です。
  分解は危険を伴いますのでマネをしないでください(万一分解したら絶対に使用しないで!)。
  万一事故・損害が発生しても一切の責任は負いかねます。

では毎度おなじみ破壊分解スタート、まずはカバーを外します。







ネジを外すとLED実装円板が浮きますが完全には外れません。



線をパチンとカットしたら完全に外れました。
単にネジ止めしてただけで裏面にグリス等は塗布されていません。



ケースは金色で塗装されていますがセロハンテープで剥がれます。



ソケットをグリグリして中を抜き出しました。



基板の表面です。


ヒューズ・バリスタがあります。
電解コンデンサは韓国SAMYOUNG ELECTRONICS CO.,LTD製。
寿命は105℃で7,000~10,000h(カタログ値)です。


中央の電解コンデンサだけ浮いています。
基板の穴と電解コンデンサの足の幅が合ってない為です。
基板を共有してるのか部品を変更したのでしょう。


基板の裏面です。


実装面で特に問題になりそうな点は見受けられませんでした。


電源ラインの間もしっかり開けてるし部品の半田付けもきれい。
安全面にも配慮されてるようだし、普通に使えそうに思えます。


同じオーム電機のLDA3N-H21(ACLEDS)と並べてみましょう。



基板レイアウトは同じです(SBJ-3W REV:A1 26.SEP.2011 も同じ)。




ケースは若干異なりACLEDSの方が丸みを帯びたデザインです。



内部樹脂ケースは同じようです。



基板の表面、部品レイアウトも基板パターンも全く同じです。



基板の裏面、電源ICの型番が微妙に異なる以外は一緒っぽい。



消費電力も同じなので基板を共用していると考えてよさそうです。
でもちょっと疑問が・・・
AcricheというのはソウルセミコンダクターのAC直結LEDブランド
の事らしいのですが、だとするとACLEDSと回路が共用できるは
ずがありません。
それに基板からLEDに供給されているのはどっちもDCっぽいよ?

本当にAcricheなのこれ?


分解前の消費電力・温度測定結果は こちら です。

電球関連の総合リンクは こちら です。


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